ハートピット株式会社
代表取締役
野間康彰
介護福祉士・介護支援専門員・
福祉住環境コーディネーター・
終活ガイド2級・食品衛生管理者
「地域で人生を支える」
この素敵なビジョンを必ず成功させたい。
福祉の仕事との出会い
22歳の時、様々な職業を経験する中で、自分にフィットする仕事が見つからず、進むべき道に迷い壁に直面していました。「利益追求」ではなく「相手に貢献する」ということに純粋に向き合える仕事はないかと模索した結果、福祉の仕事が「人の価値や安心を提供し、相手に貢献する」ことに重きを置く分野であると確信し、迷うことなく福祉の世界に飛び込む決断をしました。
福祉の仕事を通し気付いたこと
初めてホームヘルパーの仕事を始めた際、訪問を通じて多くの方々と出会う機会を得ました。訪問先での温かい歓迎や感謝の言葉から、私は深い喜びと安心感を得ることができました。自分の存在を認めてもらうことで、認知症や介護を必要とする方々との関わりが逆に私の人生を豊かにしてくれたことは、今でも忘れられません。ヘルパーとして利用者の方を支えに行ったつもりが、実際には私自身が支えられていたことに気づかされました。
社会課題の解決に向けて
現在、社会や家庭内では多くの複雑な問題に直面していると感じています。介護や病気に限らず、不登校、貧困、虐待、就労困難など、多くの課題が絡み合っています。これらの問題に対応するためには、地域全体で支え合うことが重要だと感じ、2017年に「マチツナガルプロジェクト」を立ち上げました。同年6月「コミュニティカフェあかり食堂」を、9月には「はあと訪問看護ステーション」を開設し、地域で顔の見える関係を築きながら、その人らしく暮らし続けられるための支援をおこなっています。
これからの事業
私たちは、居宅介護支援事業所の開設(2020年)、訪問介護ステーションの開設(2023年)、そして定期巡回・随時対応訪問介護看護(2024年12月開設予定)に加え、ホスピス対応型住宅の運営を目指しています。これらの取り組みを通じて、利用者の方が自宅でも施設でも、顔の見える関係で支え合いながら、人生を大切にしていける環境づくりにこだわり、事業を進めていきたいと考えています。
皆さんへのメッセージ
「地域で人生を支える」というビジョンのもと、私たちは地域に必要なサービスを創出し続けていきます。介護や医療を通じて、共に地域づくりを楽しんでいきませんか。
ハートピット株式会社
代表取締役
野間康彰